小児ぜんそく

監修:兵庫県立尼崎総合医療センター 院長 平家俊男先生

症状は?

最初は、
▽風邪をひきやすい
▽風邪をひくと呼吸がゼロゼロする
▽気管支炎を起こしやすい

といった症状ですが、進行すると
▽ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸になる
▽気管支喘息の発作が起きる

ようになります。息を吐くことが困難になるため、呼吸がうまくできずに息苦しくなります。赤ちゃんは苦しいことを伝えられないため、元気がなく、ぐずります。喘息の発作は夕方から明け方にかけて起こる場合が多く、夜の発作は悪化しやすい傾向があります。また季節の変わり目に発作が出やすいのも特徴です。特に9月、10月の天候が変わりやすい時期は注意しましょう。

①明け方
呼吸機能は起床後徐々に高まり、夕方から明け方にかけて低下するので、ぜんそくの発作は夕方から明け方にかけて起こる場合が多いです。また、夜の発作は悪化しやすい傾向があります。

②季節の変わり目
季節の変わり目に発作が出やすいのも特徴で、 特に9月、10月の天候が変わりやすい時期は要注意です。

発作は軽いものから重いものまで3段階に分けることができます。

①小発作
軽い喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒューといった呼吸)や咳・痰、陥没呼吸(ぺこぺこと胸がへこむ呼吸)があります。

②中発作
明らかな喘鳴、陥没呼吸、呼吸困難があります。

②大発作
著明な喘鳴、陥没呼吸、呼吸困難があり、座り込んで小鼻をぴくぴくさせ肩で呼吸します。時には唇が青くなり、冷や汗をかきます。