糖尿病では自覚症状がほとんどないため、日頃から定期的に血糖値やHbA1c※を測定することが重要です。
その上で、治療をして血糖のコントロールができていれば糖尿病は決して怖い病気ではありません。
健康な人と同じように生活をおくるためにも、医師の指示を守り、血糖コントロールをきちんと行いましょう。
血糖コントロール目標
糖尿病治療ガイド(日本糖尿病学会編・著 2020-2021) を参考に作成
糖尿病治療には次の三本柱があります。
①食事の改善
特別なメニューがあるわけではありません。バランスのよい食事を1日3食摂ることが基本です。
②運動の習慣化
歩行や自転車、水泳など、全身を使う運動をなるべく毎日続けましょう。
③薬の使用
食事療法、運動療法だけでは血糖値が正常に近づかない場合に、薬を用いた治療を行います。