過活動膀胱

監修:東京都リハビリテーション病院 副院長 鈴木康之先生

過活動膀胱(OAB)って?

OABとは、明らかな原因がないにもかかわらず、 突然強い尿意におそわれ、尿を我慢できなくなる病気です。 普通私たちは膀胱に200~400ミリリットルの尿がたまると尿意を感じます。 そして自分の意思でトイレに行くまで、 しばらく我慢すること(蓄尿)と準備が整いしだい排泄すること(排尿)ができます。 「我慢する」か「排尿する」かは、脳からの命令により、 膀胱の伸縮と尿道の筋肉の開閉で調節されているのです。 40歳以上の日本人のうち7人にひとりが、 「尿が近い、夜のトイレが多い、もれそうになる、もれてしまう」といった 排尿トラブルで悩んでいることが分かっています。1)

1) Homma Y et al., UROLOGY 68:560–564, 2006.