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1型糖尿病の食事療法

バランスのとれた規則正しい食事が基本になります。個々の食事の内容、量、タイミングなどを考慮し、インスリン療法を行います。肥満を伴っている場合は、食事量を調整して体重を適正に保つようにします。

インスリンを規則正しく注射する必要のある1型糖尿病では、生活習慣を考慮しながら、食事の量・内容そしてタイミングと配分を主治医および栄養士とともに決めていきます。
血糖値の変動を小さくするために間食をしたほうがよい場合もあります。
血糖管理のために1日の全体の食事を5~6回に分けて摂ることも必要な場合があります。
運動前には運動の強さに応じて補食を摂取するとよいでしょう。
低血糖を気にしすぎて、1日の総エネルギー量が増加して肥満にならないよう食事療法を考えることも大切です。

補食とは
必要な栄養やエネルギーを満たすために、通常の食事(朝・昼・夕)に加えて物を食べること。

日本糖尿病学会ホームページhttp://www.jds.or.jp/modules/citizen/index.php?content_id=9(2023年12月5日現在)より作成.

監修:東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科

教授 山内 敏正 先生

(2024年3月作成)