服用方法は?
1日1回、毎日決めた時間に飲みましょう。
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このお薬は、食事に関係なくいつでも飲むことができます。
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医師の指示がある場合は、それに従ってください。
1型糖尿病を有する患者さんへ
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このお薬を服用中は、定期的に血糖値を測定し、インスリンの投与量を調整する必要があります。
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このお薬は、インスリンの代替薬ではありません。インスリン注射に追加して服用する薬ですので、インスリンは中止せず、必ず継続してください。
飲み忘れた場合、2回分(2日分)を一度に飲まないでください。
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飲み忘れに気づき、次の服用時間まで半日以上ある場合は、できるだけ早く1回分を飲んでください。
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次の服用時間まで半日未満の場合は、1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。
誤って多く飲んだ場合は、医師または薬剤師にご相談ください。
次の状態の場合には、次の服用の前に、ただちに主治医に連絡し、指示に従ってください。
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熱がある
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下痢・おう吐などがある
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食欲がない、食事が十分とれない
水分補給について
このお薬は、血糖値が高いほど尿に糖が多く出て尿量が増えるため、特に糖尿病を有する患者さんには脱水症状があらわれることがあります。症状があらわれた場合は、医師にご相談ください。
脱水による症状
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のどが渇く
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めまいがする
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疲れやすい
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食欲がない
水分補給時の注意点
糖尿病を有する患者さん
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脱水予防のため、のどの渇きを感じなくても、このお薬を服用中はこまめに水分補給してください。
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ご自身の判断で水分補給を控えないでください。
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アルコール摂取は水分補給にはなりません。
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糖分を含む清涼飲料水での水分補給は、血糖コントロールの悪化につながりますので避けてください。
心不全を有する患者さん
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水分をとりすぎると心不全が悪化することがありますので、医師の指示に従ってください。
腎臓病を有する患者さん
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水分バランスを保つ機能が低下していることがありますので、医師の指示に従ってください。
合併している患者さんは、医師の指示に従ってください。
特に注意が必要な患者さん
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血糖コントロールが極めて不良な方
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高齢の方
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認知症などで、飲水・食事などの介助が必要な方
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腎機能が低下している方
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利尿剤を服用している方
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暑い中で作業される方(農作業、スポーツ[指導を含む]など)
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飲酒される方(飲酒は医師の指導に従ってください)
特に注意が必要なとき
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熱がある、下痢・おう吐などがある、食事がとれない場合
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気温の高い時期