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パーサビブ静注透析用

注意点

パーサビブ静注透析用を使う前に確認すること

  • 次のお薬を使っている方は、併用すると血中のカルシウムが下がり過ぎてしまうことがあるため、必ず担当の医師、薬剤師に伝えてください。

    骨粗鬆症治療薬

    • デノスマブ
    • ビスホスホネート系薬剤
    • ホルモン薬(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)
    • カルシトニン

    炎症やアレルギー症状を抑える薬

    • 副腎皮質ホルモン薬
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある場合や、授乳中の方は、パーサビブ静注透析用使用前に必ず担当の医師、薬剤師と相談してください。
注意:パーサビブ静注透析用使用中は副甲状腺ホルモンを抑える薬(シナカルセト・エボカルセト・ウパシカルセト)と併用しないでください。

パーサビブ静注透析用使用中の注意

パーサビブ静注透析用は血中カルシウム低下作用があるため、低カルシウム血症の症状に注意しましょう。心臓の病気を合併している方は特に注意が必要です。

低カルシウム血症の症状

  • 足がつる、こわばる
  • イライラ、不安感
  • 腹痛、吐き気、下痢
  • 唇のまわり、舌、手指や足の感覚異常
  • 全身の筋肉痛
  • 痛みのある、長引く手足のけいれん
  • 顔面、喉、全身のけいれん
  • 不整脈(心電図の異常)
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低カルシウム血症の症状

これらの症状の他にも、いつもと違う症状があらわれた場合は、すぐに医師に連絡してください。
病院を受診するときには、パーサビブ静注透析用を投与中であることを医師、看護師または薬剤師に伝えてください。

(2023年11月作成)