低血糖について
血糖を下げるお薬を服用することによって、低血糖を起こすことがあります。
低血糖とは、血液中の糖分が少なくなりすぎた状態で、脱力感、強い空腹感、冷や汗、動悸、手足のふるえ、眼のちらつき、頭痛、めまい、ふらつき等が起こったり、ふだんと人柄の違ったような異常な行動をとることがあります。ひどい場合には、けいれんを起こしたり、意識を失うこともあります。
-
めまい
-
手足のふるえ
-
脱力感
-
動悸
低血糖の対処法
低血糖が起こった場合はすぐに糖分をとってください。普段から糖分を持ち歩き、すぐにその場で糖分をとれるようにしておくことが大切です。
《注意》
アカルボース、ボグリボース、ミグリトール等の糖分の消化や吸収を遅らせるお薬を服用しているときに低血糖が起こった場合は、必ずブドウ糖をとってください。
低血糖予防のために
-
薬の飲み方や量については、主治医の指示に必ずしたがってください。
-
食事療法・運動療法はきちんと守ることが大切です。むやみな食事の減量、激しい運動はさけましょう。
-
グラクティブ錠を他のお薬といっしょに飲むと、低血糖を起こしやすくなる場合があります。別のお薬を飲む場合には、主治医に相談してください。
-
高い所での作業や自動車の運転
などをおこなっている時に低血糖を起こすと、重大な事故につながります。特に注意してください。