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変形性股関節症とは

股関節に違和感があると動くことがつらくなり、日常生活にも影響を及ぼします。

股関節の痛みに悩まされていませんか?

変形性股関節症は、進行していく疾患です。 歩き始めや立ち上がりの際、あしのつけ根に違和感や痛みを感じたら、整形外科を受診して、治療をはじめましょう。

放っておくと、痛みで立つことができなくなり、介護が必要になることも。

関節や骨といった運動器の機能低下は、介護が必要となる原因の第1位。 早めの対策で症状の進行を防ぐことが大切です。

運動器疾患として合計した場合

図1:介護が必要になった主な原因1)
画像
骨折・転倒12.5%、関節疾患10.8%

最近こんなことはありませんか?

チェックリスト

  • 立ち上がるときに、あしのつけ根に違和感や痛みを感じる
  • 歩きはじめのときにあしのつけ根が痛む
  • 階段を昇り降りするときにあしのつけ根が痛む
  • 靴下が履きづらい
  • 和式トイレが使えない
  • 正座ができない
  • 左右のあしの長さが違うと感じる

ひとつでも当てはまる項目がある場合は、股関節の疾患を抱えている可能性があります。

気になる症状のある方は、医師に相談しましょう。

監修:獨協医科大学 埼玉医療センター 整形外科

主任教授 神野 哲也 先生

(2023年11月作成)