股関節の違和感や痛みが気になったら、早めに整形外科を受診しましょう。
診断はどのように行われるの?
早めに医師の診察を受けることで、治療の選択肢が広がります。 診断は、問診や触診などの診察と、画像検査が行われます。
問診
初診ではまず問診で、医師が患者さんの自覚症状や生活背景を把握します。
事前に、症状やご自分の状況を伝えやすいように整理しておきましょう。
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どこが、どのように痛むか
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いつから痛むようになったか
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過去のスポーツ経験、病歴やけが
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家族や親せきに股関節の病気をした人がいるか
視診、触診
医師が脚に触って、股関節を曲げたり、脚を外側や内側に動かし、詳しく調べます。
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股関節の可動域
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股関節の痛みの有無
単純X線
単純X線検査の画像で、関節の形や骨の状態、進行程度を把握します。
そのほかの検査
医師が必要と判断した場合にMRI(磁気共鳴画像)、血液検査などを行います。
監修:獨協医科大学 埼玉医療センター 整形外科
主任教授 神野 哲也 先生