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変形性ひざ関節症の症状

ひざ関節の軟骨がすり減って、ひざの変形や痛みを引き起こすのが、「変形性ひざ関節症」です。

変形性ひざ関節症って、どんな疾患?

ひざ関節のクッションの役割をする軟骨がすり減ると、炎症や関節の変形を引き起こし、痛みが生じるようになります。
一度すり減った軟骨は、元には戻りません。症状が進行すると、「立つ」「歩く」といった日常生活に影響が出てきます。

変形性ひざ関節症の症状と進み方

初期

症状

  • ひざがこわばる感じや違和感がある。
  • 立ち上がるときや、歩き始めに痛みが出る。
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立ち上がるときや、歩き始めに痛みが出る。

関節

  • 関節軟骨や半月板がすり減り始める。
  • 関節のすき間が狭くなり始める。
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関節のすき間が狭くなり始める

中期

症状

  • 動くたびに痛む。
  • ひざの曲げ伸ばしがつらくなり、階段の昇り降りや正座が困難に。
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ざの曲げ伸ばしがつらくなる

関節

  • さらに、関節軟骨がすり減り、関節のすき間が狭くなる。
  • ひざに水(関節液)がたまりやすくなる。
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関節軟骨がすり減り、関節のすき間が狭くなる

末期

症状

  • じっとしていても、ひどく痛むことがある。
  • 杖や手すりがないと歩くのも難しい状態に。
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じっとしていてもひどく痛む

関節

  • 関節軟骨がほぼなくなって、骨と骨が直接ぶつかる。
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関節軟骨がほぼなくなって、骨と骨が直接ぶつかる

監修:高知大学医学部 整形外科

教授 池内 昌彦 先生

(2023年11月作成)