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運動療法の基本

普段の生活のなかで上手に運動療法を取り入れていきましょう。

ひざは動かしながら治していくことが基本です

ひざを動かさないでいると、ひざ関節やひざを支える筋肉の力が低下し、痛みが悪化する原因になります。適切に動かすことで、痛みが軽減し、変形性ひざ関節症の進行をゆるやかにすることが期待できます。適度な運動とともに、食事による肥満予防も忘れずに。

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運動と食事

運動療法の3つの目的

  • エネルギーの消費を促進し、あしの筋力をアップずる:ウォーキング
  • ひざと筋肉の柔軟性を高め、ひざの可動域を広げる:ストレッチ
  • ひざを支える筋肉を鍛え、ひざ関節の安定性を高める:筋力トレーニング

ひざ関節や筋肉の柔軟性を取り戻し、筋力の低下を防ぐためには、少しずつでも毎日続けることが大切です。
このサイトに書いてある運動療法のなかで、できることから始めてみましょう。

治療中の病気やけががある方、体調に不安がある方は、運動を始める前に医師に相談しましょう。

監修:高知大学医学部 整形外科

教授 池内 昌彦 先生

(2023年11月作成)