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パーキンソン病の運動症状

パーキンソン病では、特徴的な運動症状があらわれます。患者さんによって、運動症状は異なり、ご紹介する特徴的な症状とは異なる症状があらわれることもあります。気になる症状は、医師や看護師に伝えましょう。

特徴的な4つの運動症状/その他の運動症状

特徴的な4つの運動症状

手や足がふるえる(静止時振戦)

ふるえは片側の手や足から始まることが多く、何かを持つなど、動いているときはふるえが止まる特徴があります。

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手や足がふるえる

手足が動きにくくなり、動作が遅くなる・少なくなる(動作緩慢)

動作が遅くなったり、体の動きが少なくなったり、小さくなったりします。
立つ、歩く、着替える、食べる、寝返りをうつなど、さまざまな動作でみられます。

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手足が動きにくくなり、動作が遅くなる・少なくなる

筋肉がこわばる(筋強剛)

筋肉がこわばり、かたくなるためスムーズな動きができなくなります。
顔の筋肉がこわばって、表情がなくなることもあります。

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筋肉がこわばる

体のバランスが悪くなる(姿勢保持障害)

体のバランスがうまくとれなくなり、転びやすくなります。

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体のバランスが悪くなる

その他の運動症状

以下のような症状がみられることがあります。

  • 声が出しにくい
  • 食べ物が飲み込みにくい
  • 手書きの文字が小さくなる
  • 同時に2つの作業が進めにくい
  • 歩こうとすると足がすくむ
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その他の運動症状"

山本光利 編.GP・レジデントのためのパーキンソン病テキストブック. アルタ出版, 2012, pp85-92, 94-100

(2024年3月作成)