パーキンソン病は、ドパミン不足によって起こります
パーキンソン病は、脳内での情報伝達を担う「ドパミン」という物質が不足するために起こる病気です。ドパミンが不足すると、運動の調節がうまくいかなくなったり、自律神経や脳の働きのバランスが乱れたり、運動症状をはじめとするさまざまな症状があらわれます。
ドパミンは脳の黒質という部分の神経細胞で作られています。神経細胞は、健康な人でも年齢とともに減少しますが、パーキンソン病では著しく減少しています。
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山本光利 編.GP・レジデントのためのパーキンソン病テキストブック. アルタ出版, 2012, pp30-39, 40-47