ウェアリングオフのときには、運動症状、非運動症状がみられます。薬の種類や飲み方を調整することで改善できる場合があるので、見逃さないようにしましょう。
ウェアリングオフでみられる症状
運動症状
- ふるえ
- 動作が遅くなる
- 体のどこかがこわばる
- 手先の細かい作業がうまくできない
- 筋肉がひきつる
非運動症状
- 気分が変化する、または落ち込む
- するどい痛み、または長く続く鈍痛がある
- 考えがまとまらない、頭の回転が遅い
- 不安になる、パニック状態になる
ウェアリングオフチェック票
チェック票を使って、1日の症状をチェックして、医師に渡しましょう。
チェック票は9項目のチェック票と19項目のチェック票があります。
9項目のチェック票でもウェアリングオフを見つけることは可能ですが、19項目のチェック票ではより詳細に症状をチェックできます。
このチェック票はダウンロードしてお使いいただけます。プリントアウトして、記載された各症状について、当てはまる項目にチェックマークをつけましょう。 ステップ2に1つでもチェックがつく場合は、ウェアリングオフが出現している可能性があります。
9項目のウェアリングオフチェック票
症状を動画で詳しく解説しています。
「9項目のウェアリングオフチェック票」では下記のような項目をチェックします。
「9項目のウェアリングオフチェック票」
19項目のウェアリングオフチェック票
症状を動画で詳しく解説しています。
「19項目のウェアリングオフチェック票」では下記のような項目をチェックします。
「19項目のウェアリングオフチェック票」
近藤智善, 高橋一司, Brain and Nerve. 63(11): 1285-92, 2011
ウェアリングオフチェック票 監修:
慶應義塾大学医学部神経内科 准教授
慶應義塾大学病院パーキンソン病センター
関 守信 先生